5月18日、『Tuttosport』は「ACミランの買収に動いている中国系コンソーシアムは、マルチェロ・リッピ氏を監督として迎えたいという希望を持っている」と報じた。
現在大きな話題となっているACミランの買収話であるが、まだシルヴィオ・ベルルスコーニ会長の心は決まっておらず、タイの大富豪ビー・テイチャウボル氏のコンソーシアム、そして政府も絡んでいるという中国系のコンソーシアムのどちらに売却されるのかが注目されている。
また、ここにきてシルヴィオ・ベルルスコーニ会長は「最高でも売却するのは35%まで」という発言をしており、留任の可能性も生まれてきている。
しかしやはり中国系コンソーシアムはミランの主導権を握りたいと狙っており、その際には広州恒大をACL優勝に導いた名将マルチェロ・リッピ氏を監督として迎えたいと考えているという。
イタリア国内の様々なクラブで指揮を執りあらゆるタイトルを取ってきたことで知られるリッピ氏であるが、実はまだミランの監督になったことは一度もない。
なお、ミランの次期監督として噂されているのはアントニオ・コンテ(イタリア代表)、カルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリー)、ヴィンチェンツォ・モンテッラ(フィオレンティーナ)、ウナイ・エメリ(セビージャ)らである。