5月16日、イタリア・セリエAのペスカーラは「マルコ・バローニ監督を解任するとともに、プリマヴェーラを指揮していたマッシモ・オッドがトップチームに就任する」と公式発表した。
La società Delfino Pescara 1936 Spa comunica di aver sollevato dall'incarico di allenatore della prima squadra Marco...
Posted by Pescara Calcio on 2015年5月16日
マッシモ・オッドは1976年生まれの38歳。かつてミランやラツィオなどに所属した名サイドバックであり、2006年ワールドカップの優勝メンバーの一人でもある。
引退後はジェノア、ペスカーラの下部組織で指導を行っており、プロチームの監督を務めるのは今回が初めてとなる。
マルコ・ヴェッラッティやチーロ・インモービレ、ロレンツォ・インシーニェらを輩出したことで話題になったペスカーラは、現在セリエBで9位。先週末にヴァレーゼとのアウェーゲームで敗れ、プレーオフ圏外へと転落したことからクラブは残り一試合という状況で監督の交代を決断したという。
なお、22日に8位リヴォルノとの最終節で勝利を収めさえすればプレーオフに出場することが可能である。マッシモ・オッドにとってはプロチームを初めて指揮する試合がこれ以上ない大一番となる。