※ ヤクインタについて引退し指導者の道へ進んでいる事を御連絡頂きましたので追記致しました(7/24)
今日、7月9日が何の日かご存知だろうか?2006年のワールドカップ決勝が開催された日である。
決勝はフランスとの大一番。フランスのエース、ジネディーヌ・ジダンがイタリアDF、マルコ・マテラッツィに頭突きを喰らわせて一発退場となった事は深く記憶に刻まれている事だろう。また、PK戦でイタリアが勝利した事も覚えている方も多いのではないだろうか。
さて、フランスに勝利し、4度目のワールドカップ制覇を成し遂げたイタリアだが、代表チームのキャプテンだったファビオ・カンナヴァーロがこんな写真をポストしている。
そう、一緒に栄冠を勝ち取った仲間たちだ。と、いうことで、いまから8年前の優勝メンバー、全員覚えてますか?簡単にご紹介しましょう!
1. ジャンルイージ・ブッフォン
当時の所属:ユヴェントス
現在:ユヴェントス
絶対的守護神。カンナヴァーロとともに神がかったプレーを見せ、失点わずか2というパーフェクトに近い結果を残した。
2. クリスティアン・ザッカルド
当時の所属:パレルモ
現在:ミラン(来季からトルコのバルケシルスポルへ)
右サイドバックのレギュラーとして開幕を迎えるも、GL2戦目のアメリカ戦で痛恨のオウンゴール。レギュラーの座をザンブロッタに譲った。
3. ファビオ・グロッソ
当時の所属:パレルモ
現在:引退(指導者、ユヴェントスプリマヴェーラ)
シンデレラボーイとなった左サイドバック。ザッカルドが失った右サイドバックにザンブロッタが入り、グロッソはレギュラーを掴んだ。決勝戦で優勝を決めるPKを蹴り、オーストラリア戦やドイツ戦でもチームを救った。
4. ダニエレ・デ・ロッシ
当時の所属:ローマ
現在:ローマ
GL2戦目のアメリカ戦で一発退場。決勝戦ではPKキッカー3番手を努め汚名を晴らす。
5. ファビオ・カンナヴァーロ
当時の所属:ユヴェントス
現在:引退(アル・アハリでSD職、アシスタントコーチなど)
負傷者続出のチームを牽引し続けたキャプテン。全ての攻撃を止めてしまうと思わせるほどの完璧なパフォーマンス。カップを掲げる姿は永遠に。
6. アンドレア・バルザーリ
当時の所属:パレルモ
現在:ユヴェントス
決勝トーナメント1回戦、負傷のネスタに変わってレギュラーを務めるマテラッツィの退場で出番到来も、冷静にタスクをこなしてみせた。
7. アレッサンドロ・デル・ピエロ
当時の所属:ユヴェントス
現在:未定(シドニーFC退団済み)
トッティの控えを受け入れて望んだW杯。ジョーカーとしての存在感抜群で、準決勝では地元ドイツを沈める値千金の一撃。ファイナルでも4人目のキッカーを務めた。
8. ジェンナーロ・ガットゥーゾ
当時の所属:ミラン
現在:引退(指導者、来季からOFIクレタを指揮)
開幕前に負った怪我により初戦は欠場も、以降は持ち前の戦うプレーでチームを救う。
9. ルーカ・トーニ
当時の所属:フィオレンティーナ
現在:エラス・ヴェローナ
開幕からネットを揺らせず苦しむも、準々決勝のウクライナ戦で試合を決めるドッピエッタ。セリエA得点王、ゴールデンブーツ受賞者としてW杯制覇の偉業を達成した。
10. フランチェスコ・トッティ
当時の所属:ローマ
現在:ローマ
大会前に負傷しコンディションは万全ではなかったが、確かなテクニックで前線で脅威に。トッティらしいプレーで優勝に貢献した。
11. アルベルト・ジラルディーノ
当時の所属:ミラン
現在:ジェノア
ポストワークや守備などチームプレーに徹するプレー。得点はグループステージのアメリカでの1ゴールのみ。