フィンランド1部第7節、ハーフナー・マイクと田中亜土夢が所属するHJKヘルシンキはIFKマリエハムン戦に1-0で勝利した。
日本人2人はともにスタメン出場。そのなかで、田中亜土夢は巧みな“落とし”で決勝点をアシストしてみせた(6:08~)。
前線のスペースへ鋭く走り込んだ亜土夢。後ろにいたフリーの味方選手へ胸でボールを落とす巧みなプレーで、得点を演出した。まるでハーフナーがやるような仕事もできちゃうところにそのサッカーセンスの高さが垣間見えた。
さて、この試合では相手チームであるマリエハムンにも巧みなプレーがあった(8:48~)。
右サイドからダイレクトで放り込まれたクロスはボックス内にいた9番のブライアン・スパンのもとへ。スパンはDFを背負いつつ、ゴールに背を向けたままボールをリフティングして浮かせると、ジャンピングボレー!素晴らしいアイディアと技術が融合したプレーだったが、惜しくもゴールにはならず。
もし決まっていれば、鹿島アントラーズ時代のレオナルドが決めたあのゴールに匹敵するほどのインパクトがあったかも…。
ちなみに、23歳のスパンはニューヨーク生まれのアメリカ人MF。MLSのFCダラスに所属していたこともあったが、今年からマリエハムンでプレーしている。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ