5月15日、『Reuters』や『Express』は「ボルシア・ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは、2名の主力選手が退団する可能性を認めた」と報じた。
現在ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドーアン、同代表DFマッツ・フメルスがチームを離れ、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルに移籍するのではないかという噂があるボルシア・ドルトムント。
それらの交渉についてはこのところ大きな進展が見られない状況にあるが、プレミア方面からの関心についてはほぼ公然の事実となっている。
チーム全体を統括しているヴァツケ氏は取材に対して以下のように答え、二人の選手に退団の可能性があることを明かした。ただ、選手名については語られていない。
ハンス・ヨアヒム・ヴァツケ
(ボルシア・ドルトムントCEO)
「大幅な見直しは何も行われることはないだろう。昨年は一人の選手(ロベルト・レヴァンドフスキ)がチームを離れた。今年はおそらく2名になる。
すべてはまだオープンだ。変わるかもしれない。しかし、チームを完全にオーバーホールするようなことはない。そして、どんな場合においても、その名前については明らかにすることはないよ」
また、SDのミハエル・ツォルク氏は、ギュンドーアンとの話し合いの中で関係は上手く作られており、もしオファーがなければ残留の可能性もあると明かしている。
ミハエル・ツォルク
(ボルシア・ドルトムントSD)
「我々は既に選手達との話し合いは終えている。我々との契約を延長したくないということも含めてね。我々は今夏彼がチームを離れることが出来ると理解している。もちろん、それは他のクラブからのオファーに依存するものだが」