5月13日、『Daily Nation』は「ケニア・プレミアリーグのAFCレオパールズは、料金未払いによってホテルで足止めされた」と報じた。
AFCレオパールズはこれまで13回のケニアリーグ優勝を誇っている名門クラブで、リーグでは常に上位に付けてくる存在である。
彼らは5月12日にバンダリとのアウェーゲームを戦い2-1と勝利を収めたものの、その翌朝、滞在していたジャンボ村のホテルでチームは拘束され、地元に帰ることが出来なかったという。
その理由はホテルの料金17万4340シリング(およそ21万5000円)が未払いであったためであるとのことで、午前7時にチェックアウトする予定だった選手やスタッフは足止めされることになった。
ホテルのマネージャーを務めているユートロピア・マンガはインタビューに答え、チームの担当者が突然連絡を絶ったと話している。
ユートロピア・マンガ
「どんな圧力に屈することはない。どんな手段を使っても守らなければならない仕事がある。我々はクラブの担当者と話をし、彼は対処することを約束したが、火曜日には電話がオフになった」
なお、この事件についてはモンバサ州の知事アリ・ハッサン・ジョホが宿泊費を肩代わりする形で解決している。
しかし、混乱の最中にはレオパールズの関係者によってメディアのカメラが没収されるなどの更なる事件が発生しており、ある選手は「クラブへの信頼はとうの昔から無い」とインタビューに答えているとのことだ。