5月11日、『SL10』は「カイザー・チーフスのスチュワート・バクスター監督は、ヴァンフォーレ甲府からのオファーを断った」と報じた。
スチュワート・バクスター氏は1953年生まれの61歳。Jリーグが発足した1992年にサンフレッチェ広島の初代監督となり、ファーストステージ優勝を果たした1994年まで指揮を執った。その後は当時JFLだったヴィッセル神戸を指揮し、Jリーグ昇格を成し遂げた。
その後はAIKソルナ、FKリン、南アフリカ代表監督を経て2006年には神戸に復帰し、J2を戦ったことでも知られている。
2012年からは南アフリカの名門カイザー・チーフスの監督として腕を振るい、2度のリーグ優勝に導くなど成功を収めている。
記事によれば、先日バクスター氏の下にはJリーグのヴァンフォーレ甲府から監督就任のオファーが届いていたとのことだ。
しかし、「バクスター氏は今後のキャリアのためには正しくない動きであると考え、日本への復帰を断った」とメディアでは推測されている。
現在樋口靖洋監督が指揮しているヴァンフォーレ甲府は11試合を終えて勝ち点6と結果が出ておらず、J1で最下位に沈んでいる。