5月6日、『Supersport』は「カメルーンサッカー連盟(Fecafoot)は、代表監督を務めているフォルカー・フィンケ氏との契約を更新しない方針である」と報じた。

2009年から2010年にかけて浦和レッズを率いていたことで知られるフォルカー・フィンケ監督は、2013年5月からカメルーン代表の指揮を執っている。

2014年ワールドカップ、2015年アフリカネイションズカップへの出場には成功しているが、ビッグトーナメントではいまだに勝利を上げられておらず、結果を残せていない。

ただ、連盟や選手からはそれなりに支持を得ていると報じられており、月2万8000ユーロ(およそ365万円)の給与についてはスポンサーのプーマが支払っていると言われており、連盟の負担にはなっていない。

だが、代表監督の選任に権利を持っているカメルーンスポーツ省がフィンケ監督を支持しておらず、今月24日に満了を迎える契約を延長しないことを決定したとのことだ。

後任についてはレイモン・ドメネク(元フランス代表監督)、フレデリック・アントネッティ(元ニース、元ガンバ大阪監督)、マヌエル・アモロス(元ベナン代表監督)、ミシェル・デュシュイェル(元ギニア代表監督)などであるという。

ただしどちらにしても2017年アフリカネイションズカップ予選が6月12日にスタートするため、フィンケ監督が退任するとなれば突貫工事で本番を迎えることになる。

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