4月28日、『Daily Independent』は「ナイジェリアサッカー連盟のマーケティング委員長は、プーマにサプライヤー契約を打診したが断られたことを明らかにした」と報じた。

昨年12月31日をもってアディダスとの契約が満了となり、その後は連盟の自費でユニフォームを購入する形になっていたナイジェリア代表。

今月ようやくナイキとの契約をまとめることに成功したが、初年度が9000万円、2年目からが1億3000万円という非常に少ないスポンサーフィーとなった。

ナイジェリア連盟のマーケティング委員長を務めているエメカ・インヤマ氏は、ナイキとの契約はほぼ現物支給であることを明かした。

エメカ・インヤマ ナイジェリア連盟マーケティング委員長

「プーマはイーグルス(ナイジェリア代表の愛称)のスポンサーになるチャンスを断った。従って、アディダスとの契約が満了となった後にナイキがやってきたことは、正しい方向に進み出すためのステップである。

管理が安定していないときには、どんな組織だって手を組みたくはないものだ。プーマが気乗りしなかったのは無理もないかもしれない。世界はグローバルなムラ社会だ。誰もが我々を襲った危機を知っている。

契約上の協定については公然と議論されないことは知っているだろうが、私はナイキの契約が90%現物支給であると言うことが出来る。

我々は全ての代表チームのために275万ドル(およそ3億3000万円)の物品を得ようとしている。私はそれは巨大なものだと思っているし、アディダスが契約を更新しないと決めたあとにいくつかのメーカーが我々を拒絶したという事実も考えなければならない。

契約からは即時の現金収入は全くないかもしれないけれども、主要な大会の資格を得れば、何らかの利益を得られるようになるだろう」

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