マンチェスター・ユナイテッドを26年率いたサー・アレックス・ファーガソン氏が、世界最高の呼び声高い2選手について語っている。

2013年に監督業から勇退し、現在はUEFAのコーチングアドバイザーを務めるファーガソン氏。2014年にはハーヴァード大学の教職に就くことも発表されており、これまでとはまた違ったキャリアを歩んでいる。

さて、そんなファーガソン氏がクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシについてコメントしているようだ。

英国『Independent』の中で、ファーガソン氏はかつての教え子であるロナウドに対してコメントしており、その発言の中でメッシとの比較についても語っている。

ファーガソン氏的には、ロナウドがお気に入り?

サー・アレックス・ファーガソン(UEFAコーチングアドバイザー)

「ロナウドはほど大きく成長した選手はいない。なぜなら彼は細くて若い17歳の時にユナイテッドにやって来て、すべての能力を兼ね備えていたからだ。

彼はよくダイビングなどで批判された。しかし、トレーニングに関していえば彼はファンタスティックだった。偉大な選手にとって最も重要なことは意思決定とであり、それが彼をいつも成長させたんだ。

人は『世界で最もベストなのは誰だ?』と言い、多くの人がそれはメッシだと言う。・・・その意見を議論することはできないがね。

しかし、ロナウドはミルウォールやQPR、ドンカスターでプレーしていてもハットトリックを記録できるだろうが、メッシにそれができるとは思えない。

ロナウドは両足を使えるし、素早く、空中戦でも勇ましい。メッシはバルセロナの選手の1人だと私は思うよ」

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