スポルティング・リスボンがポルトガル代表MF、ウィリアン・カルヴァーリョの移籍金を引き下げたと報じられている。
ファーストチームのレギュラーとなった昨シーズンから印象的な活躍を続けているカルヴァーリョ。多くのクラブが獲得を狙う中、最も関心を示しているのはアーセナルだと言われてきた。中盤の守備的なポジションの補強を検討していたからだ。
今シーズン、フランシス・コクランが台頭したアーセナルだが、ミケル・アルテタやジャック・ウィルシャーは期待に応えられておらず、中盤の深い位置でプレーできるMFが不足している。
23歳のカルヴァーリョはそんなアーセナルが求める人材だが、スポルティングはこれまで売却条項である3500万ポンド(およそ65億円)を求めていた。『Metro』が報じる通り、今回スポルティング・リスボン側が移籍金を2150万ポンド(およそ38.7億円)まで引き下げたという話が本当であれば、スポルティングに売却する意思が芽生えたと考えて良いだろう。