アーセナルの指揮官、アーセン・ヴェンゲルは、昨年の夏にセスク・ファブレガス獲得の機会を断っていなかったことを明らかにした。
セスクは昨年の夏にバルセロナからチェルシーに移籍。セスクについてはアーセナルが買い戻しオプションを有していたことからアーセナルのサポーターたちはこのセスクの決断に困惑していた。
その後、セスクが「アーセナルへ復帰したかったもののヴェンゲルがオプションを行使しなかった」と表明していたが、今回のヴェンゲルの発言は真逆のものである。
今回、ヴェンゲルはセスクの発言に異を唱え、夏の移籍ウィンドウが開く前にセスクのスタンフォード・ブリッジ行きが決まっていたことを明かした。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「私は彼の決断が既に決まっていたと信じている」
「個人的にはあの取引が結構前から、2014年の早い時期には決まっていたと思っているよ。彼と直接話していないけどね」
「彼がチェルシーに行くかもしれないと知らされたが、知らされた時には取引は既に決まっていたと思ったんだ」
今週末に行なわれるアーセナル対チェルシーの天王山において、セスクはチェルシーの選手として初めてエミレーツ・スタジアムに帰還する。ヴェンゲルの発言にサポーターたちはどのような反応を示すのだろうか。