4月19日、『Sunday People』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、アルメリアに貸し出しているブラジルU-21代表FWウェリントン・シウヴァを売却する方針である」と報じた。
ウェリントン・アウヴェス・ダ・シウヴァは1993年生まれの22歳。「次代のネイマール」とも称されたことがあるドリブラーで、かつては大きな期待を集めていた選手である。
2011年にフルミネンセから350万ポンド(現在のレートでおよそ6億3000万円)でアーセナルに入団するも、労働許可証が発行されなかったために英国ではプレーできず。
その後はレバンテやポンフェラディーナ、ムルシアなどにレンタルされ、今季はアルメリアに所属している。
彼は昨年ようやく英国の労働許可証が発行され、さらに先日はスペインのパスポートも取得。欧州でプレーするための状況がようやく整ったという形になった。
しかし、アーセナルはウェリントン・シウヴァをチームに戻す考えはなく、スペインのセビージャ、あるいはマラガに売却する方針であるとのことだ。
アーセナルに保有権を持たれながらもまだ1試合もユニフォームを着ていないウェリントン・シウヴァ。プレシーズンでのアピールすらも許されずに放出されてしまうのだろうか?