4月12日、ドイツ・ブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンは「ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFエミール・スパヒッチとの契約を相互の合意の元で解除した」と公式発表した。
契約は2016年6月末まで残っていたものの、それを待たずしての退団となった。
エミール・スパヒッチは2014年ワールドカップにもボスニア・ヘルツェゴビナ代表キャプテンとして出場したことで知られているセンターバック。レヴァークーゼンには2013年から在籍している。
しかし先週行われたバイエルン・ミュンヘンとのDFBポカールの終了後、会場スタッフとの間で暴行事件を起こし、その場面が映像となって広まったことで大きな批判を受けていた。
これらの問題を受けてクラブは検察官と合同で捜査を進めると共に、スパヒッチとの間で解決策を模索し、最終的には契約解除という結論に達した。
エミール・スパヒッチ
「水曜日のカップ戦終了後、スチュワードに対しての行動を後悔している。この行動のために影響を受けた人々、およびその家族に謝りたい。自分の行動がクラブにとっても大きな問題になってしまったことを理解している。
監督、マネージャー、ディレクター、取締役はいつも僕を信頼してくれた。この素晴らしいチームの一員であれたことが大きな栄誉だった。
このチームの友人達、傑出したレヴァークーゼンのファン達に、最高の未来が待っていることを心の底から願っている」