大連ワンダグループとは?

1988年に人民解放軍の元軍人であるワン・チャンリン(王健林)氏が不動産会社として設立したものが元になっているコングロマリット(複合企業体)。

現在ではその他ショッピングセンターチェーン、ホテルチェーンの展開に加えて映画事業、ヨット事業などにも進出するなど拡大を続けている。

かつては大連実徳のメインスポンサーも務めていたことがあり、近年はサッカー事業への進出も行っている。2月にはFIFA会長のゼップ・ブラッター氏の甥が創業したメディア企業インフロントを買収しており、先月末にはアトレティコ・マドリーの株式を20%購入した。

以前Qolyで紹介したバレンシアの下部組織に中国人選手を留学させるプロジェクトも大連ワンダが主催したもので、積極的な活動を行っていることで知られる。

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