ヴェンゲル監督が「もうスター選手を売る必要はない」と宣言したアーセナル。Qolyでは先ほど移籍の噂をまとめたが、そこに入らなかったものも多くあるので紹介する。

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4月8日、『Daily Star』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、FCポルトに所属しているアルジェリア代表FWヤシヌ・ブラヒミの獲得に興味を示している」と報じている。

ヤシヌ・ブラヒミは1990年生まれの25歳。フランス生まれのアルジェリア代表選手で、国立の育成機関であるクレールフォンテーヌやパリ・サンジェルマン、レンヌの下部組織で育成された攻撃的MFである。

レンヌユースから2009年にトップチームに昇格。クレルモンへのレンタルで結果を残したものの、復帰後もなかなかスタメンで出番が与えられず、2012年にスペインのグラナダへ移籍。

そこでユース時代から「最高レベル」と呼び声が高かったテクニック面の能力を見せつけ、今季はFCポルトに移籍。左ウイングとして起用され、活躍を続けている。

ハリルホジッチ体制のアルジェリア代表ではサイドではなくトップ下で起用され、ボールを奪われない高い技術で中央を切り裂く役割を担っていたことで知られる。

彼のバイアウト(これ以上の額を提示すれば契約を解除できる)は3300万ポンド(およそ60億円)に設定されており、アーセナルはそれを支払う準備もあるという。

ブラヒミに対してはマンチェスター・シティ、トッテナム、PSG、ミランなども興味を示しているとのことだ。

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