8日行われたDFBポカール準々決勝バイエルン対レヴァークーゼン戦は0-0で120分間を終え、PK戦で決着がつけられることになった。
今季、すでにUEFAチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリー相手にPK戦の末敗れているレヴァークーゼン。一方、バイエルンは現在DFPポカール2連覇中であり、今シーズンは3冠の可能性も残されている。どちらのチームにとっても負けられない一戦であることに違いはなく、独特の緊張感がバイ・アレーナを包み込んだ。
PK戦はバイエルンの先攻でスタートする。バイエルンの1人目トーマス・ミュラーが成功すると、レヴァークーゼンはヨシプ・ドルミッチのキックがGKマヌエル・ノイアーに阻まれ失敗。
バイエルンの2人目はロベルト・レヴァンドフスキ。極限のプレッシャーの中相手GKの逆をつき2-1とバイエルンがリードを奪った。
すると次の瞬間、なんともシュールな画がカメラに抜かれた。
チームのリードにも完全に「心ここにあらず」なペップ・グアルディオラ監督。下を向き、微動だにしない。
もしかして寝てる?というか、スタジアムにはおよそ合わないであろうその椅子はどこから?!
PK戦に臨むスタンスは監督によって異なり、元日本代表監督イヴィツァ・オシム氏はロッカールームに引き上げてしまうことで有名だった。また。2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝リヴァプール対チェルシーのPK戦では、リヴァプールのラファエル・ベニテス監督が精神的に疲れてしまったか、その場であぐらをかきPK戦を眺めていたのが印象的だ。
グアルディオラ監督も1人で冷静に見ていたいタイプなのだろうか?
かと思えばこんなシーンも。