4月7日、2014-15シーズンのクプ・ドゥ・フランス(フランスカップ)準決勝の1試合が開催された。ここまで勝ち残っているのはパリ・サンジェルマン、サンテティエンヌ、ギャンガン、オセールの4チームであった。
先んじて昨日行われた試合は大きな話題を集める結果となった。ギャンガンに挑んだ2部のオセールが1-0という結果で勝利を収めたのである。
15分、シェイク・ファンタマディ・ディアラからの折り返しをニアで受けたサマリターノが鋭い反転からシュート!ヴァルブエナと比較されながらも大きな成功を収められずにいる天才MFが才能を見せつけるゴールを決め、オセールが先制を果たす。
さらに貴重なフランス領ギアナ代表選手として知られるGKドノヴァン・レオンが好セーブを連発し、ギャンガンの反撃をシャットアウト。
オセールはユネス・カブールやバカリ・サニャ、ブノワ・シェルー、ボナベンテュール・カルー(サロモンの兄)などを擁していた2005年にチャンピオンとなって以来実に10年ぶりの決勝進出を成し遂げた。
リーグでは現在8位と苦しみ、3位のGFCOアジャクシオから勝ち点5も離されているオセール。今季の昇格はかなり難しくなっており、カップ戦が大きな目標の一つとなっている。
なお、あまりの歓喜にサポーターがピッチに乱入してしまい、試合終了間際にプレーが中断する騒ぎにもなっており、これについては後日何らかの処分が下る可能性が示唆されている。