アレッサンドロ・デル・ピエロ
「(2006年W杯の優勝について)
多くの特別な瞬間が記憶にあるが、おそらく仲間の頭に浮かんでくるのは準決勝の事だろうね。
決勝戦で勝利し、カップを空に掲げたときは美しい瞬間だった。しかし、最もエキサイティングだったのは準決勝だった。我々は地元のチームと120分試合をした。両国の間には大きな関係もある。信じられないようなものだった。
自分にとって最も大きな勝利がワールドカップであることは、隠すことの出来ない事実だ。誰もが子供のころから勝ちたいと思っているものだ。すごいことだ。
(2012年に退団した)
その日、泣いている多くの人々がいた。僕も非常に感傷的になった。いくつかのマフラーを拾い上げようと下を向き、涙を浮かべていた目を隠そうとしていたよ。本当に特別な瞬間だった。永遠に心の中に残るだろう。
(今後について)
僕の将来の計画は、今夜良いレストランを見つけて休み、また違った明日を迎えることだ。検討すべき2、3の状況がある。過去にもそうしたように、良い決定をするためにしばらく時間をかけたい。
僕は再びプレーしたい。周りの良い人たちとともにプレーしたい。まだトレーニングは続けている。大きな決定が出来る準備を整えておきたいんだ」
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