今月4日にパラグアイで開幕したU-17南米選手権も29日に最終日を迎え、ブラジルの大会最多11度目となる優勝で幕を閉じた。
決勝ラウンド最終節を前にブラジルが2大会ぶりの優勝を決め、4つの枠が与えられるU-17W杯の出場権もブラジル、アルゼンチン、エクアドルの3ヵ国が決定。最終節で開催国パラグアイとウルグアイが直接対決で争うこととなった。
勝利しかないパラグアイは前半に先制したものの、後半に追い付かれ窮地に。しかし終盤に勝ち越しに成功するとそのまま2-1で逃げ切り、2001年以来約14年ぶりとなるU-17W杯出場を決めた。
パラグアイのセルヒオ・ディアス、ブラジルのリンコンら、いわゆる“神童"が注目を集めた大会であったが、得点王には8ゴールを記録したブラジルのレアンドロが輝いている。
U-17W杯は10月に同じ南米のチリで開幕する予定。