3月26日に行われたフランス代表対ブラジル代表の国際親善試合。ヴァラヌに先制点を奪われるものの、セレソンはそのあとオスカル、ネイマール、ルイス・クスタヴォのゴールで逆転。1-3で勝利を収めることに成功した。
ワールドカップでの敗北後、親善試合で連勝街道を突き進んでいるブラジル。フランス戦で7連勝を達成し、そしてこの話の後に行われたチリ戦でも白星を重ねている。
しかしチームを率いるドゥンガ監督は『Daily Mail』の取材に対して以下のように答え、全く浮かれる素振りを垣間見せることなく、今後躓いたときに真価が問われると話した。
ドゥンガ ブラジル代表監督
「イギリスでは、マネージャーは通常3~4年、あるいはもっとチームを率いる。一方ブラジルでは、2、3試合負ければ監督はサヨナラだ。
私はプレッシャーについては考えないようにしている。ただ仕事をして、それらはブロックする。ブラジルでは、全ての人々が24時間サッカーのことを考えている。
ブラジルというのは大陸に似ている。北の地域が望んでいるものは、南の地域が望んでいないものだったりする。全員を喜ばせる方法は存在しない。ブラジルには2億人の監督がいて、誰もが自分はサッカーを知っていると思っているんだ。我々は良い選手がベンチに座ることが出来るメンタリティを持っている」