マンチェスター・ユナイテッドがリオ・ファーディナンドを復帰させたいと考えているようだ。英国『Mirror』が伝えている。

リオ・ファーディナンドは現在36歳。恵まれた身体能力と抜群の守備能力、さらにはキャプテンシーをも兼ね備えたDFで、2000年代のイングランドを代表するタレントである。リーズで名をあげると2002年にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。ネマニャ・ヴィディッチとのコンビは鉄壁であり、通算450試合以上に出場した。

そんなファーディナンドは昨夏ユナイテッドを退団し、QPRへと移籍していた。しかしユナイテッドは、将来的に再びファーディナンドをチームに復帰させる可能性があるようだ。

記事によれば、ユナイテッドはファーディナンドをチームスタッフとして迎える意思があるようで、その経験を若手DFに還元してほしいのだという。ファーディナンドのスタッフ就任については現在ユナイテッドでコーチを務めるライアン・ギグスも肯定的であるそうなのだが、実はこのスタイル、アヤックスがモデルとなっている。

アヤックスは現在フランク・デ・ブールが監督を務めており、デニス・ベルカンプがコーチ、エドウィン・ファン・デル・サールとマルク・オフェルマルスがクラブの幹部と、かつてのレジェンドがそれぞれ要職に就いている。

こうしたモデルを倣い、ユナイテッドはファーディナンドが現役を退いた後にチームスタッフとして呼び戻す可能性があるとのこと。しかし当のファーディナンドは現役後、メディアやビジネス、慈善事業といった道に進むと伝えられておりジレンマとなるかもしれない。

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