アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督がブラジルの名門インテルナシオナウに所属するチリ人MF、チャルレス・アランギスの獲得を望んでいるようだ。チリの『latercera.com』を情報源に各メディアが伝えている。
アランギスは25歳。現チリ代表の指揮官、ホルヘ・サンパオリ氏がウニベルシダ・デ・チレの監督を務めていた時期にレギュラーとして活躍し、同氏が現職に就任して以降チリ代表にも定着。昨年のW杯にも全4試合に先発出場し、ベスト16入りに貢献した。
アランギスは先日発表された代表メンバーにも招集されている。
『latercera.com』によると、ヴェンゲル監督はチリが前世界王者スペイン代表を2-0で破ったW杯の試合を観戦し、追加点を決めたアランギスに魅了された模様だ。この試合に出場し同じく評価を高めたアレクシス・サンチェスは大会後にアーセナルへ移籍している。
また、アーセナルは650万ドル(約7億8000万円)で獲得を望んでいるが、インテル側は移籍金を760万ドル(約9億1000万円)に設定しているとのこと。
アランギスは昨年1月、スペインのグラナダが保有権を買い取りインテルに貸し出されたが、W杯前に完全移籍を発表。インテルとの契約は2018年6月までとなっている。