3月18日、『Gazzetta dello Sport』は「今季チャンピオンズリーグの出場権獲得を逃した場合、ローマはルディ・ガルシア監督、そしてヴァルテル・サバティーニSDが退任することになる」と報じた。

昨季セリエAで大きな活躍を見せ、チャンピオンズリーグ出場権を獲得することに成功したローマ。

今季も前半戦では比較的良い流れを見せていたものの、後半戦に入って調子が下降。今年に入ってからはリーグで2勝しかしておらず、フィオレンティーナに敗れヨーロッパリーグでも敗退してしまった。

記事によれば既にローマの首脳陣はルディ・ガルシア監督の解任を考えており、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できなかった場合は新たにシニシャ・ミハイロヴィッチ(現サンプドリア監督)を迎える用意を整えているという。

また同時に冬の補強で結果を出せなかったスポーツディレクターのヴァルテル・サバティーニ氏にも責任を取るよう通告しているという。

フィオレンティーナに敗戦後、ヴァルテル・サバティーニ氏は『Mediaset』の取材に対して以下のように答え、ミスを認めつつも辞任はしないと話した。

ヴァルテル・サバティーニ ローマSD

「今夜はファンからかなり厳しい言葉を受けた。我々はこのグループに責任がある。

彼らが難しい時にあるとしても、私は誇りを持ち続けている。最後に残った目標、2位に入るということを達成しなければいけない。それが今最も重要なことだ。

このチーム、そして監督は私のミスのツケを支払っていることを認める必要がある。1月に私はミスを犯した。攻撃面での強化が必要であったが、即効性のある選択をしなかった。

(ムハンマド・サラーよりドゥンビアを選んだことについて)

サラーについては後悔している。私が犯したもう一つのミスだ。

私は今辞任することはない。それは逃げるようなものだし、そんなことをする人間ではない。チームの敗因について考え、次の数か月を分析していく」

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