ペルー代表の指揮官リカルド・ガレカ氏は9日、今月行われるベネズエラとの親善試合に向け国外でプレーする8人を発表し、現在36歳のクラウディオ・ピサーロを選出した。
現役時代にアルゼンチン代表などで活躍し、指導者としてもペルーのクラブや母国の強豪ベレスで好成績を収めているガレカ氏は、今月初めにペルー代表の新指揮官に任命された。6月に行われるコパ・アメリカと、1982年以来のW杯出場を目指す南米予選を照準にチーム作りを始めることになるが、その最初の招集で大ベテランを呼び戻している。
「私はクラウディオ・ピサーロと全ての選手にペルー代表のドアを開いている。ピサーロが欧州で成し遂げてきたことは全てのペルー人の誇りだ」
「ピサーロ、ゲレーロ、バルガス、ファルファンはペルーの世界的な評価を高めたんだ」
ガレカ氏は、プレス用の記者会見でこのように話した。
なお、ここで名前の挙がったパオロ・ゲレーロ、フアン・マヌエル・バルガス、ジェフェルソン・ファルファンは含まれなかった。
ゲレーロは前回の試合で退場したため出場停止。ファルファンは怪我により戦線を離脱中であるためだが、フィオレンティーナで出場機会を失っているバルガスの選外は技術的な決定によるものだという。ただガレカ氏は「(バルガスは)後で呼び出すことができる」と短く付け加えている。
クラウディオ・ピサーロ(バイエルン/GER)
カルロス・サンブラーノ(アイントラハト・フランクフルト/GER)
パオロ・ウルタード(パッソス・フェレイラ/POR)
アンドレ・カリージョ(スポルティング/POR)
ジョシマール・ジョトゥン(マルメ/SWE)
ルイス・アドビンクラ(ヴィトーリア/POR)
クリスティアン・ベナベンテ(レアル・マドリー・カスティージャ/ESP)
レナト・タピア(トゥウェンテ/NED)