夏の移籍ウィンドウで中盤の補強を目指すと噂されているアーセナル。候補として3人のドイツ代表の名前が浮上している。
『Daily Mail』が報じるのはレヴァークーゼンのクリストフ・クラマーとラース・ベンダーの両名。共にこれまでに幾度もアーセナルへの移籍が噂されてきた選手だ。なお、アーセナルのトップターゲットは24歳のクラマーのようだが、12月に契約を2019年の6月まで延長している。
クラマーはレヴァークーゼンの下部組織出身だが、一度もトップチームでプレーしたことはなく、ボーフムやボルシアMGへローン移籍し、自らの価値を高めてきた。ドイツ代表監督のヨアヒム・レーフの信頼も厚く、ワールドカップのメンバーとして決勝にスタメン出場し、優勝に貢献した。
彼らと共にエミレーツ・スタジアム行きが期待されているのはレアル・マドリーのサミ・ケディラだ。ケディラは今シーズンいっぱいでレアル・マドリーとの契約が満了するためフリーで獲得することができる。
先日はシャルケが獲得に興味を示し、「母国復帰決定か?」と報じられていたが、選手本人がブンデスリーガへの復帰が決定したわけではないと否定。再びアーセナルへの移籍話が加速している。
ケディラが以下のように語ったと『Metro』が報じている。
サミ・ケディラ
(レアル・マドリー所属、ドイツ代表)
「ブンデスリーガのクラブとはまだ何も合意していないよ。自分の将来はまだ決まっていないし、いくつものオプションが自分の手元にある」
ケディラ獲得の障壁は彼の求める高額な給与であるといわれている。アーセナルの給与体系を崩す高額な要求をしているとも伝えられているが、夏の移籍ウィンドウがオープンする頃には、現実的な給与での駆け引きが始まるだろう。