レアル・マドリーのU-19に所属するフラン・ペレスが、土曜日に行われたアトレティコ・マドリーのU-19とのダービーでスーパーゴールを決めて話題になっている。
センターバックからのパスをピッチ中央で受けたペレス。反転しながらボールを足元に収めてルックアップ。直後、躊躇なく右足を振りぬくと、ボールは素晴らしい弧を描き、ネットへと吸い込まれた。
フラン・ペレスことフランシスコ・ペレス・ガンフォルニナは1996年生まれの19歳。2011年からレアル・マドリーの下部組織に入団しており、サイドでもプレーができる攻撃的MF。公式ホームページによれば、自らを「ヘディングシュートに優れ、シュート力やスピードがある」としており、確かにと頷かざるを得ない。
このスーパーゴールについてイングランドの『Daily Mail』は"ベッカム・スタイルのゴール"と評して紹介。元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムが1996年にウィンブルドン戦で決めたスーパーゴールを引き合いに出してヤングスターを賞賛した。
ベッカムが決めたのは世界最高峰の舞台であるプレミアリーグの開幕戦。ユースの試合と比べる事はできないが、ペレスがベッカムのようにスターになればサッカー界における「出世物語の定説」となるかもしれない。