2月25日、『ASNA』や『sportxpress』は「パルマの本拠地であるスタディオ・エンニオ・タルディーニのベンチが公的機関の競売にかけられている」と報じた。

現在深刻な経営難に陥っているパルマ。2月15日の支払期限が過ぎた後には、クラブの資産が差し押さえられ始めていることが報じられていた。

それらはクラブハウスの車やバス、トレーニング機器、メディカル機器などだと言われていたが、スタジアムであるエンニオ・タルディーニの備品についても差し押さえられていたことが判明した。

パルマ市の公共オークションのサイトでは25日にロベルト・ドナドーニ監督が座っていた3つのベンチが出品されており、基本価格2000ユーロから競売がスタートされた。それらは3月5日に入札が締め切られる予定となっている。

それ以外にもパルマから差し押さえられたとみられる資産が販売されており、既にクラブには練習や治療に必要な設備が残っていないことが容易に想像できる。

なお、会長を務めているジャンピエトロ・マネンティ氏は、今週末のジェノア戦を開催することに自信を見せているものの、既に現状スタジアムの備品も足りていないことになる。


【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名