2月24日、『The National』は「UAE代表MFハビブ・ファルダンは、オマール・アブドゥラフマンやアリ・アハマド・マブフートらは欧州へ行くべきだと話した」と報じた。
UAEの歴史上で最高の才能を持つと言われているオマール・アブドゥラフマンが、先日国内のアル・アインと契約を延長。噂になっていた欧州移籍の可能性はかなり低くなった。
2012年にハムダン・アル・カマリがフランスのリヨンで半年間プレーしたが、現在同国には欧州のクラブに所属している選手はいない状態となっている。
オマール・アブドゥラフマンらと同世代であり、先日のアジアカップで三位を経験したハビブ・ファルダンは、誰かが欧州への最初のステップを踏んでほしいと話した。
ハビブ・ファルダン
「もしUAEの選手が欧州に行き、誰もがその才能を見たならば、将来的により多くの者がその後に続くだろう。
しかし、最初のステップこそが最も難しいものだ。例えば、オマール・アブドゥラフマンか、またはアリ・アハマド・マブフートがヨーロッパに行けば、我々だけではなく、次の世代にとっては素晴らしいことになる。彼らもスタートできる。
我々の選手たちは、25~26歳になろうとしている。だから、それは次世代のために良いことだ。彼らはUAEの将来にとってとても重要な存在なんだ。
(オマールがアル・アインと契約延長したことについて)
僕は、彼ならばヨーロッパでもどこでもプレーできると思うよ。ピッチでの彼のスキル、彼のアビリティを見れば、どんなリーグでもやれる。
彼が何をしようとしているのかは予測できないけれども、僕は幸福だ。彼がアル・アインとよい契約を交わしたことにはね。僕は、彼ならば五年後であってもヨーロッパでプレーできると思うし、彼もそう考えるだろうと信じているよ。
彼に最良の未来が待っていることを願うよ。僕は彼の兄弟のようなもの――いや、それ以上の存在だからね。
(ファルダン自身もオランダとベルギーからオファーを貰っていたことについて)
それはクラブに依存することだから。彼らだけで決まるものじゃない。たくさんのこと――クラブ、選手、他のクラブ、そして契約。多くのものがそれらを左右する。
僕はいつかヨーロッパでプレーしたいと思っている。それが夢なんだ。自分は24~25歳で、それは遅すぎるように見えると知っているけれども、それでもまだ希望を持っている」