メキシコ1部リーグでなんともすごいシーンがあった。
モンテレイ対ケレタロ戦は1-1のスコアで終盤に突入。残り時間2分となったところで、モンテレイはコロンビア人MFエドウィン・カルドナを投入。すると・・・
カルドナはフリーキックのボールを受けると、そのまま持ち上がり右足でドッカン!強烈なシュートをブチ込んでみせた。ピッチに足を踏み入れてからわずか10秒ほどで決まった衝撃弾だった。
これが決勝点となり、モンテレイが2-1で勝利。モンテレイのアントニオ・モハメド監督は「カルドナが我々に勝利をもたらした。彼には才能がある」とカルドナの仕事ぶりを讃えていた。
コロンビア代表経験もあるカルドナは1992年生まれの22歳。2列目であればどこでもこなせる万能型攻撃的MF。ズバ抜けた武器こそないものの、繊細なパスとまずまずのドリブル突破、そしてキックの精度も高い。ボールを収めてつなぐプレーに加えて、ゴール前に飛び出すシャドー的な役割もこなせる。