2月11日、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは「オランダ代表MFシーム・デ・ヨングが気胸によって手術を受け、8週間の離脱が決定した」と公式発表した。

気胸とは、肺の中で嚢胞が破裂するなどして穴が開き、吸気が胸腔内に漏れる病気。喘息に似た呼吸困難などの症状が現れるため、プロスポーツ選手にとってはかなりパフォーマンスに影響を与えるものである。

シーム・デ・ヨングはアヤックスに所属していた2013年8月12日にも同じ症状のために離脱しており、6週間の治療が必要になっていた。

今季600万ポンドの移籍金で加入したデ・ヨングであるが、怪我もあってまだ2試合の出場に留まっている。さらに今回病気によってプレーできない状況となり、不運が続いている。

シーム・デ・ヨング

「4か月の努力で万全な体調に戻った後、再び離脱するのは不運だ。この手術を受けることによって、将来的に同じ症状が繰り返されないことを願っている。

個人的にはとても悲しい。特にもう少しでいい状況に戻るところだったからね。仲間やクラブ、そしてファンには、しばらくの間チームに貢献できなくなってしまい申し訳なく思っている。

出来るだけ早く、より強くなって戻ってくることが出来ると思っている。サポートしてくれたみんなに感謝したい」

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