2月9日、『Sport』は「この3か月でバルセロナの本拠地カンプ・ノウの観客数が急減している」と報じた。

10万人近くの収容能力を持つカンプ・ノウで試合を行っているバルセロナ。観客数については数年前から減少が問題視されることが多いが、おおよそ年間で平均7万人強というところで停滞している状況にある。

だが、この3か月はこれまでにないほどに急落しており、それを問題視する論調も。

昨年10月の平均観客数は7万7451人。その後月ごとに徐々に低下し、1月には5万7746人にまで落ち込んでいるという。

21日に行われたアトレティコ・マドリーとのビッグマッチにも6万2225人しか集まらず、2月1日のビジャレアル戦では今季のリーグでは最低の6万5人を記録した。

また12月16日のウエスカ戦では4万4884人、1月15日のエルチェ戦では2万7099人という少なさであった。

とはいえ、昨年にはリーグで6万を切った試合もいくつかあり、コパ・デル・レイではカードによれば2万5000人を切ることもこれまであったことである。それでも毎年必ず平均7万人を超えている。

また、バルセロナの10月はホームで2試合しかしておらず、エイバル戦とアヤックス戦しか計測対象がない。要するに、コパ・デル・レイのスタートと試合数の増加が影響しているだけという可能性が高い。

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