2月2日、『FOX Sports』は「オーストラリア代表FWティム・ケイヒルは、中国超級リーグの上海申花と契約したことを明らかにした」と報じた。
これはケイヒルが自ら発表をすると宣言し、FOXのインタビューで直接語ったものである。
先日のアジアカップで健在であるところを見せたケイヒルは、昨日ニューヨーク・レッドブルズを双方合意の下に退団している。
彼にはイングランド、スペイン、カタール、UAE、中国からオファーがあり、特にデイヴィッド・モイーズ氏がレアル・ソシエダに引っ張ってくるために直接電話を掛けたとのこと。なお、Aリーグからのオファーはなかったという。
しかしケイヒルは上述のモイーズ氏、レッドブルズで仲間だったティエリ・アンリ、エヴァートンの会長ケンライト氏、そしてアンジュ・ポステコグルー代表監督などと話し合いつつ、最終的に中国への移籍を決めたという。
「僕は今までお金を追いかけたことはないんだ。それならば、僕は4年前にカタールか中国を選んでいた。
僕は中国でインパクトを与えるだろう。約束する。ピッチの上でね。中国はサッカーのマーケットが成長している。
僕は2人の息子と座って、中国について話した。文化的な違い、そして我々がそこに住むことを。彼らは興奮していた」
上海申花は今年フランスからフランシス・ジロ監督を招へいするとともに、大きな資金を使って補強を進めている。
既にザンビア代表DFストピラ・スンズ、ギリシャ代表DFアヴラーム・パパドプーロスを獲得。先日はハーフナー・マイクを4億円で狙うという報道もあった。