2月2日、フランス・リーグアンのマルセイユは「モナコから元アルゼンチンU-17代表FWルーカス・オカンポスを獲得した」と公式発表した。

契約については今季終了までのローンであるが、マルセイユがチャンピオンズリーグの出場権を獲得した場合に自動的に買取オプションが行使されるという条件になっている。その価格は1300~1400万ユーロ(17億~18億5000万円)と推定されている。

ルーカス・オカンポスは1994年生まれの20歳。U-17ワールドカップでは日本代表と対戦したことでも知られている長身ドリブラーで、2012年に加入したモナコではレギュラー格のウイングとして活躍してきた。

今季も前半戦で17試合に出場してきたものの、先発の機会は減少しておりその半分以下がサブでのスタートになっていた。

なお、モナコは2012年にリーベル・プレートから彼を1500万ユーロで購入しているため、基本的には損をしている取引となっている。モナコのオーナーを務めるのはロシア人大富豪のリボロフレフ氏であるが、同国の経済は現在苦境に陥っており、その影響を受けたという憶測もある。


【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介