現地時間26日、パルマはFWアントニオ・カッサーノが退団すると発表した。

1982年7月12日生まれのカッサーノ。バーリでプロデビュー後、ローマではフランチェスコ・トッティと抜群のコンビネーションでその名を全世界へ知らしめる。その後、レアル・マドリーやサンプドリア、ミラン、インテルを経由して2013年からはパルマに移籍。背番号99を背負い、移籍初年にはチームの6位フィニッシュに大きく貢献した。

パルマは現在セリエAで最下位に沈んでいる。財政難からクラブは売却も決定しており、『Football Italia』によればカッサーノには6ヵ月分の給料が支払われていなかったという。この件に関してカッサーノ側が法的措置に出ており、双方の合意により退団が決定したという。

今シーズンここまで19試合に出場し5得点をあげていたカッサーノの退団は、クラブにとって大ダメージとなるに違いない。

なお、これによりカッサーノはフリーに。彼の獲得は実質0円で可能となる。


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