1月22日、『Skysports』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ビジャレアルのブラジル人DFガブリエウ・パウリスタと契約交渉を行っていることを認めた」と報じた。

ガブリエウ・アルマンド・ジ・アブレウ、通称"ガブリエウ・パウリスタ"は1990年生まれの24歳。ヴィトーリアの下部組織出身で、2013年にビジャレアルと契約を交わし欧州に渡っている。

昨季は18試合に出場し、今季の前半戦ではレギュラーに定着。半年で19試合に出場しており、中心選手の一人となっている。本職はセンターバックであるが、右サイド、あるいは左サイドでもプレーできる応用力を持っているディフェンダーだ。

彼は2018年夏まで契約を残しており、バイアウト条項(これ以上の額を提示すればクラブとの契約を解除できる)はおよそ2000万ユーロ(およそ27億円)であると言われている。

既にガブリエウ・パウリスタ自身が代理人とアーセナルが交渉のテーブルについていることは認めており、プレミアリーグへの移籍が夢であることも明かしている。

そして今回、アーセン・ヴェンゲル監督も交渉が進行していることを認め、獲得の可能性があると話した。

アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督

「(ガブリエウ・パウリスタについて)

交渉は非常に順調に進んでいる。これ以上の言葉は必要ではないと思うよ。我々は今交渉をしている。しかし、それが合意にたどり着けるのかどうかは、私にはわからない。

我々はゆっくりと物事を進めているが、これはチャンスである。交渉をしている。2000万ユーロは、ポンドで言えば1500万だ。

我々はそれを払えるだけの準備があるし、彼は適切な良い選手だと考えている。例え額面がいくらであってもね。正しい価格であれば、それを支払う。

(クリスティアン・ビエリクについて)

彼はポーランドから来たばかりだし、まだ17歳だ。ポーランドでウインターブレイクを過ごしていたから、まだフィットしていない。それは少し長かった。したがって、フルコンディションに戻すことから始めなければいけない。およそ3週間は出場できないだろう」

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