『L'Equipe』は「リーガ・エスパニョーラのバルセロナとビジャレアルは、トゥールーズに所属しているFWウィサム・ベンニェデルの獲得を検討している」と報じた。

ウィサム・ベンニェデルは1990年生まれの24歳。アマチュアでプレーしていた2010年にはフットサル部門でのフランス代表に招集された経験を持っており、その通り非常に高いテクニックと決定力、両足を遜色なく使える起用さを備えている小柄なストライカー。

当初トゥールーズに入団した際にはボランチとして起用されていたものの、リザーブリーグで得点王に輝いたことから2012-13シーズンに最前線にコンバートされ、すぐさまチームのエースに君臨。FW転向から年で31ゴールを記録し、今季も早くも2試合で2ゴールを決めている。

2012年にはヤン・エンヴィラやアントワーヌ・グリーズマン、エンバイ・ニアングなどとともにナイトクラブでの夜遊びが発覚して出場停止処分を受けているものの、特に問題行動が多いタイプの選手ではない。

また、ルーツを持っているチュニジア代表からの誘いを受けたことがあるものの、フランス代表を希望しているため受託はしていない。

記事によれば、彼により近づいているのはビジャレアルで、今夏の移籍マーケット最終日までに交渉が合意に至る可能性もあると示唆されている。


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