14日、2014年度のベルギー年間最優秀選手を決める「ベルギー・ゴールデン・シュー」の投票と受賞式が行われ、オーストラリア代表の守護神マシュー・ライアンが最優秀GKに選出された。

同賞はシーズンを跨ぐ1月から12月までの1年間を選考の対象とし、ベルギーのジャーナリスト、サッカー界の著名人の投票により決定する。

投票は全ポジションが対象で、ベルギー代表のデニス・プラート(アンデルレヒト)が250ポイントを獲得。スペイン人ビクトル・バスケス(クルブ・ブルッヘ)の245ポイント、ハンス・ハナケン(ロケレン)の162ポイントを上回り、年間最優秀選手に選出された。

そして、2013年夏にセントラル・コースト・マリナーズから名門クルブ・ブルッヘに加入し、すぐに不動の守護神へと定着したライアン。

最近ではリヴァプール移籍の噂まで浮上するほどその活躍ぶりは目覚ましく、今回の投票でも120ポイントを獲得。GKで最上位となる4位にランクインし、5位シルヴィオ・プロト(アンデルレヒト)の101ポイントを上回り、最優秀GKに輝いた。

現在、母国で開催されているアジアカップに参加中でベルギーを離れているライアンは、

「私は受賞に非常に満足しています。全てのスタッフに感謝したい」

と簡潔にメッセージを送っている。

その他、シャナ・ソンクが最優秀女子選手、ビクトル・バスケスがベストゴール賞、ユーリ・ティエレマンス(アンデルレヒト)が最優秀若手選手、元アルバニア代表ベスニク·ハシ(アンデルレヒト)が最優秀監督、ティボー・クルトワ (アトレティコ・マドリー/チェルシー)が国外で活躍する最優秀ベルギー人選手に選出されている。

なお、現在クラブでポジションを失っている日本代表の守護神、川島永嗣 (スタンダール)も4ポイントを獲得し、全体で24位、GKでは3番手にランクインした。

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