韓国・KリーグチャレンジのFC安養がベトナム代表MFファム・タイン・ルオンの獲得に関心を示していることが明らかとなった。同選手が所属するハノイT&Tのグエン・クオック・ホイ会長が明らかにした。
FC安養は2013年に創設された新興クラブで、Kリーグに昇格制度が導入された2013シーズンからKリーグチャレンジ(2部)に参加している。現在5位の同クラブは、1部昇格を目指して新戦力を探しており、AFFスズキカップ2014で活躍したファム・タイン・ルオンにも代理人を通じて獲得を打診してきた。
ベトナム屈指の技巧派として知られる同選手のもとには、これまでにも 日本やオーストラリアのクラブから獲得の打診があった。但し、ホイ会長は、「ファム・タイン・ルオンはハノイT&Tにとって重要な選手のため、移籍させることは出来ない」としており、移籍の可能性は極めて低いと見られている。
この他、同クラブのMFで、ベトナム代表にも名を連ねるグエン・バン・クエットにも複数の海外クラブが獲得に興味を示していた。両選手は、海外クラブからの獲得の打診があったことについて、純粋に嬉しいとしながらも、「ハノイT&Tとの契約が残っており、移籍についてはクラブ間の決定に委ねる」と述べた。
(C) bongda, ファム・タイン・ルオン(左)
記事提供元: 「韓国2部FC安養、ベトナム代表MFファム・タイン・ルオンに獲得打診@Vietam Football」
筆者名:宇佐美 淳
プロフィール:1981年生まれ、愛知県名古屋市出身。2005年に日本語教師としてベトナムに渡り、2010年までホーチミン市の日本語学校・大学などで勤務。2011年から日系企業で翻訳・校正業務を担当。2013年にベトナムサッカー専門サイト「ベトナムフットボールダイジェスト」を立ち上げる。
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