ついに「エル・ニーニョ」が、マドリードの街へ帰ってきた。

スペイン王者のアトレティコ・マドリーは30日、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスをミランから獲得することで合意したと発表。トーレスも、「ついにホームへ帰ってきた。夢がかなったことについてすべての人に感謝したい」と自身のTwitterアカウントでコメントを残した。

少年時代から過ごしたアトレティコ・マドリーを2007年に去って以降主にイングランドで活躍し、スペイン代表でも3つのビッグタイトルを獲得したトーレス。近年は往時の輝きからするとやや寂しいパフォーマンスに終始しており、「もう一花」を期待する上でアトレティコ復帰を楽しみにしていた人は多いに違いない。

発表の翌日、30歳のストライカーがミランの遠征先であるドバイからマドリードの空港へ到着すると、そこにはやはり彼の帰還を待ちわびていた大勢のファンが詰めかけていた。

その後向かった先はアトレティコの練習場。クリスマス休暇明けで既にトレーニングを開始しているチームにアジャストすべく、さっそく汗を流している。

アトレティコの次戦は、1月3日に行われるリーガ第17節のレバンテ戦。このホームゲームがトーレスの復帰戦となる可能性もありそうだ。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手