12月27日、『Sky Italia』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、FCポルトに所属しているポルトガル代表DFロランドの獲得に向けて高度な交渉を行っている」と報じた。

ロランド・ジョルジュ・ピレス・ダ・フォンセカ、通称”ロランド”は1985年生まれの29歳。カーボヴェルデの出身で、2004年から所属したベレネンセスでは後にモンテディオ山形にも所属するウーゴ・アウカンタラとコンビを組み活躍。評価を高め、その後FCポルトにステップアップするとともに、ポルトガル代表でも常連となった。

しかし2012-13シーズンの開幕前に移籍問題でもめたことから選手登録されなくなり、一昨季はナポリ、昨季はインテルに貸し出されていた。今季はポルトに戻っているものの、やはり出場機会はない状態となっている。

ユヴェントスの監督を務めるマッシミリアーノ・アッレグリ氏は夏からディフェンダーを1枚獲りたいと話しており、さらにアンドレア・バルザーリの復帰が遅れていることから、様々な補強候補の名前があがってきていた。

ロランドは上記のような状態であるため移籍金は高くはないが、ポルト側は6か月のローンに同意しているものの、レンタル料を100万ユーロ(およそ1億4700万円)、完全移籍に切り替えるオプションの価格を600万ユーロ(およそ8億8000万円)と提示しており、対してユヴェントス側はレンタル料50万ユーロ(およそ7300万円)、買い取りオプション400万ユーロ(およそ5億9000万円)を希望しているとのことだ。

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