ボリビア1部リーグのウニベルシタリオは26日、1994年アメリカW杯のボリビア代表で、Jリーグでプレーした経験を持つフリオ・セサル・バルディビエソ氏を指揮官に招聘したことを発表した。
バルディビエソ(Julio César Baldivieso Rico)氏は現在43歳。
現役時代は高度なテクニックと創造性を併せ持つ古典的な攻撃的MFとして活躍し、マルコ・エチェベリ、エルウィン・サンチェスらとともに90年代ボリビアの中核を担った同国のレジェンド的存在である。1997,98年にはアメリカW杯を指揮した恩師ハビエル・アスカルゴルタ監督が率いる横浜マリノス(現F・マリノス)に加わり、2シーズンで19ゴールを記録した。
ボリビアの“皇帝"と呼ばれた現役時代
その後2008年まで現役を続け、2009年に指導者へ転身する。その最初のクラブとなったアウロラでは当時12歳の息子マウリシオをデビューさせたことで猛烈なバッシングを受け辞任。以後もこれといった結果を残していなかったが、昨シーズン、サン・ホセをリーグ準優勝に導くと、今年の下半期に指揮したウィルステルマンでは4位と好成績を収めていた。
Julio C. Baldivieso: 'Por algo no me falta trabajo'
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— Noticias Bolivianas (@NBolivianas)
2014, 12月 26
息子マウリシオとバルディビエソ
ウニベルシタリオは昨シーズンの後期リーグでクラブ史上2度目となる優勝を達成。来年のコパ・リベルタドーレスにグループステージから出場する予定となっている。