英国高級紙『Guardian』が例年特集している企画「トップ選手ベスト100」。クリスマスの時期にリリースされるこの特集は、同年のサッカーシーンで最も優れた選手をランキング形式で発表するというもので、昨年はQolyでもご紹介し(100位から51位50位から1位)、日本人選手からは本田圭佑と香川真司がランクインしちょっとした話題となった。

さて、そんな同ランキングの発表が今年も行われており、100位から11位までが発表されている。10位から1位は現地時間24日中に明らかになるのだが、この名誉ある企画の裏話を日本で活躍するジャーナリストであるベン・メイブリー氏が話していたのでご紹介。

『J SPORTS』で連日放送中のデイリーサッカーニュース『Foot! TUEDAY』でコメンテーターを務めるベン氏。12月23日放送分でこのランキングについてコメントしたのだが、どうやら過去に寄稿経験もあったことから、『Guardian』紙からベン氏の方に投票の協力依頼があったようだ。

ベン氏によれば今回の投票に際して、まずは同紙側から投票者に対して400名の候補者リストが配布されたという。2014年で最も偉大な選手を決める企画である。当然この400人には、今をときめくスター選手たちが入っていなければならない。ベン氏によれば、この400名の中に日本人選手が6名ノミネートされていたというのだ。

その選手とは、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司ら海外でプレーする3選手に、武藤嘉紀、大久保嘉人、宇佐美貴史らJリーグでプレーする3選手を加えた計6選手であったそうだ。

このリストが配布されたのは10月だそうで、同紙的にこの時点で熱いとされる日本人がこの6人であったということだ。しかし、現在のところ100位から11位までで日本人選手は1人もランクインしておらず、今年はベスト100に日本人が名を連ねることはなさそうである。

なお、今回の放送分は再放送もあるので、追加情報はこちらで確認していただきたい。12月23日放送分の『Foot! TUESDAY』は12月27日(土)午前2時24分から、また27日(土)午前7時25分から『J SPORTS2』で再放送予定。

【外部リンク】J SPORTS デイリーサッカーニュース Foot!

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