第6回はサウジアラビアから。スピードあふれる点取り屋アル・シャムラーニや器用なレフティのアル・ファラージもいいのですが、今回は近年頻繁に生み出されている新生ウインガー、ファハド・アル・ムワラッド、サーラム・アル・ドサリー、ナワフ・アル・アビドをまとめて取り上げます!

代表ではまだ台頭していないので特集はできませんが、アル・イティハドの新星アブドゥルファター・アシーリも注目です。サウジは代表でもクラブでもウイングが余っていて、いい選手が埋もれてしまっている気もします。


ファハド・アル・ムワラッド

1994/9/14生まれ 20歳

アル・イティハド下部組織出身の快速ウインガー。誰もが知っている超有名サッカーゲーム『FIFA15』の全選手の中、スピードでは8位という世界屈指の数値が与えられている。

さすがにそれは過大評価では……と思えなくもないが、サウジアラビアのスピードスターが乗っているときは本当に速いのである。日本のファンはあのマレク・マーズを覚えている方が多いので言わずもがなであろうが……。

2011年には17歳でU-20ワールドカップに出場し、決勝トーナメント進出を経験している。先日行われたガルフカップで次ページのサーラム・アル・ドサリーにポジションを奪われた感があるが、監督が変わったことで再びチャンスが回ってくるかもしれない。


▼2013年のゴール集!

▼アル・シャバブ戦で決めたループ!

▼2012年のACL、広州恒大相手に決めた飛び出しゴール。

▼パレスチナ戦でのまさに彼らしいゴール。