今年5月、 当時セルティックのギリシャ代表FWヨルギオス・サマラスとダウン症の男の子ジェイ・ビーティくんとの微笑ましい関係ぶりについてお伝えした。
Greek FA offer Celtic fan Jay Beatty the chance to go and watch Samaras in action
#WorldCup http://t.co/1arTVnT3YJ pic.twitter.com/oos73HCAm6
— MailOnline Sport (@MailSport)
2014, 6月 27
また、今夏ワールドカップでは セルティックとサマラスの大ファンであるジェイくんをブラジルに連れていってあげようという試みが起こり大きな話題となった。
そんなジェイくんと父親のマーティンさんはこのほどギリシャのスポーツジャーナリスト協会からアテネへ招待された。マーティンさん宛には「世界中に慈愛と思いやりのメッセージを送ったあなたの息子さんジェイとヨルギオス・サマラスとの関係を我が協会は讃えることに決めました」との書面が届いたそう。
『independent』によれば、マーティンさんは「このイベントはギリシャで生中継されます。ジェイは彼のヒーローであるサマラスとともに賞を受け取ることになります。ダウン症の小さな10歳の男の子がアテネに飛んで受賞するということはとても信じられない 」とコメントしていたという。
その表彰の様子が入ってきたので紹介。
RT for this friendship!
#samandjay pic.twitter.com/D8TrjH9cib
— Ethniki Omada (@EthnikiOmada)
2014, 12月 15
父マーティンさんのFacebookによれば、サマラスは祖父が亡くなったという知らせを受けて一旦帰郷したものの、ジェイくんを失望させたくないとアテネの会場に駆けつけたという。テレビ局の配慮もあって2人は会うことができたそうで、まさにジェントルマンな男である。
そのサマラスは受賞に際しこのように述べたそう。
「ここにきてジェイに喜びを与えることが自分にできる最も単純なこと。彼らは本当に受賞に値する。自分が値するのか本当のところ分からない。ジェイのスマイルを見るためにできることは何でもやろうとした。パワーを得られるだろうと分かっていたからね」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ