4日、UEFAチャンピオンズリーグのトロフィーツアーに伴うスペシャルトークショーが東京・渋谷で行われた。
UCLの優勝トロフィー、通称「ビッグイヤー」が恒例の世界ツアーで、11月30日に来日。現在、サッカーショップKAMO渋谷店1階のUCLオフィシャルストアに展示されているのだが、この日は同店地下1階の「ESTADIO渋谷」にて、トロフィーを前にしたセルジオ越後氏と「DJ JUMBO」ことアナウンサーの中村義昭氏によるトークショーが開催。グループステージも残り1節となった2014-15シーズンのUCLについて語り合った。
セルジオ氏が「誰がスペインは経済的に落ちていると言ったのか」という前回王者レアルマドリーの戦力的な充実ぶりに始まり、ドルトムントやシャルケ、バーゼルといった日本代表選手の所属クラブの話へ。
香川真司所属のドルトムントは「不思議なチーム」と、最下位に沈むブンデスリーガとの差異を指摘。マリボルとのアウェイゲームに勝った上でチェルシーがスポルティングを下す必要があるシャルケについては、「ポルトガルのチームを相手にモウリーニョが手を抜くことはないよね?」と釘を刺していた。
セルジオ氏は、「UCLの発展とともにW杯のステータスが落ちている」と語り、W杯の10月開催という持論も展開。そしてお決まりの優勝チーム予想では、「一番有利なのはガンバ」と、今週末に行われるJ1最終節を踏まえたナイスなボケを見せた。
結局のところ決勝トーナメントでの抽選次第な部分があるため、ただでさえ予想が難しいのに今から優勝チームを挙げるのはなかなか難しい(+後でやることがなくなる)とのこと。本当にそうなのである・・・。
最後は、「日本人も決勝まで行ってほしい。テニスの錦織圭に負けていられない。今は負けているし、うらやましい」と日本人サッカー選手たちにゲキを飛ばしていた。
「ビッグイヤー」の展示は今月7日まで、UCLオフィシャルストアで行われている。