12月4日、『Ghanasoccernet』は「ガーナ代表監督に就任したアヴラム・グラント氏は、ワールドカップで追放されていたケヴィン=プリンス・ボアテングとサリー・アリ・ムンタリを呼び戻す考えを明らかにした」と報じた。
今夏行われたワールドカップの最中、ボアテングとムンタリの2名は問題行動があったとしてチームから追放され、無期限で代表の招集から外れると発表されていた。のちに彼らは連盟の金銭的な問題を追及しただけだと話しており、両者の言い分には差がある状態となっている。
しかしアヴラム・グラント新監督は「全ての選手にドアが開いている」と話し、彼らにも戻ってきてもらう方針を明らかにしている。
アヴラム・グラント ガーナ代表新監督
「国のために全てを与え、重要なのは代表チームの競争力であるということを理解している選手ならば、誰にでもドアは開いている。このユニフォームに誇りを持ち、チームに情熱を持ち、そして品質を備えているいかなる選手にもだ。ブラック・スターズのドアは開いている。
新しい状況に足を踏み入れるとき、過去に何が起こったかを振り返る必要はない。新しい始まりを見るべきだ。しかし、過去のいいものも悪いものを見て、学ぶことも必要だが。
(規律に厳しいと言われているが?)
私はただ規律があるだけでは選手は選ばない。しかし、規律のない選手はチームに入れることはできないだろう。それは生活の方法だ。したがって、私は規律を持って動くし、彼らも規律を守る必要がある」