インテルの新監督に就任したロベルト・マンチーニにとっての初陣は、1-1の引き分けだった。

ワルテル・マッツァーリの後任としてチームの再建を託されたマンチーニ。2004年から2008年までインテル指揮しセリエA3連覇を成し遂げた指揮官への期待は決して小さくなく、その初陣となるミラノダービーでの采配にも注目が集まっていた。

結果は1-1でドローだった。ミランのジェレミ・メネズに先制を許す展開となったが、61分にジョエル・オビが同点弾をゲット。長友佑都は右サイドバックとして先発出場し、マンチーニ体制での公式戦初出場を飾っている。

現地時間27日、マンチーニ監督はホームでUEFAヨーロッパリーグのドニプロ戦を戦う。この日はマンチーニ監督が50歳を迎える誕生日であるだけに、是が非でも初勝利を飾っておきたいところだ。

さて、そんなマンチーニ監督は2008年のインテル退団以降、マンチェスター・シティやガラタサライを指揮してきた。インテルへの復帰は6年ぶりということになるが、これまでの間、アーセナルでの指揮にも関心があったようだ。

英国『Mail Online』が、イタリア『Gazzetta dello Sport』の記事を伝えているのだが、その中でマンチーニ監督は 「アーセナルを率いてみたかった。特別な魅力を持ったクラブだね。けれど、まだ時間はあるさ」とコメントしたんだとか。また、60歳になる頃にはイタリア代表監督に就任しているかもしれないと未来のビジョンを語った。

マンチーニ監督にとってアーセナルは、マンチェスター・シティ時代に何度も対戦したチーム。自身も現役時代の最後はレスター・シティでプレーしており、フットボールの母国に感じるものは大きかったようだ。

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