現地時間25日、欧州各地でUEFAチャンピオンズリーグ第5節が行われ、チェルシーはアウェイでシャルケと対戦した。
Atsuto #Uchida puts @thibautcourtois under pressure. #S04CFC pic.twitter.com/ZIKlWdr4tV
— FC Schalke 04 (@s04_en) 2014, 11月 25
FULL TIME: #Schalke have been beaten by @chelseafc in the @VELTINSarena. The final score is 5-0 to the visitors. pic.twitter.com/0GBxVTtyB4
— FC Schalke 04 (@s04_en) 2014, 11月 25
ロベルト・ディ・マッテオ監督が古巣との対戦となったこの試合は、5-0でチェルシーが快勝。アウェイ、アレーナ・アウフ・シャルケでの一戦であったがここまでシーズン無敗のチェルシーは全く手を緩めることなく、ウィリアンやドログバ、ラミレスなどがゴールをあげ、決勝ラウンド1回戦進出を決定付けた。内田篤人もフル出場を果たしたが、シャルケにとっては力の差を見せつけられる一戦となった。
そんなチームの好調に広報担当者もよほど機嫌が良かったのだろうか。3-0とリードした後半開始直後、チェルシー公式アカウントがこんなツイートを投稿している。
The Blues going for goal number four here aware that a 3-0 lead can be a dangerous one in the
@ChampionsLeague. #CFCLive
— Chelsea FC (@chelseafc)
2014, 11月 25
これを和訳すると、“ここで4点目を取りにいこうとするブルーズ(チェルシー)は、『UCLの舞台では3-0のリードは危険なスコアになりうる』ということを知っている”となる。
しかし、3-0が危険なスコアだなんて聞いたことがない。危険なスコアとしてよく聞くのは「2-0」の方であり、ましてやUCLのようなビッグトーナメントでそんな大逆転劇がそうそう起こるはずがないのだ。
しかし、ちょっと記憶を巡らせていただきたい。ここ最近、3-0のリードからまさかの形で追いつかれたチームがなかっただろうか?
そう、チェルシーのライバルチームであるアーセナルである。
今月初旬に行われたUCL第4節アーセナル対アンデルレヒトの試合では、前半終了時点でホームのアーセナルが3-0とリードする展開であった。しかし、そこからアンデルレヒトにゴールを許し続け、試合終了間際、アレクサンドル・ミトロヴィッチが劇的なヘディングシュートを決め、3-3に追いつかれるという屈辱的な結果に終わっていた。この試合は世界的テニスプレーヤー、ロジャー・フェデラーもスタジアムで観戦しており、母国のチームの健闘にベルギー代表選手たちも自身のTwitterで興奮の様子を綴っていた。
今回のチェルシー公式Twitterアカウントのツイートは、そんなライバルチームの失態を嘲笑し、軽く挑発して見せたのだ。ツイート内にアーセナルのことは書かれていないが、このツイートは明らかにアーセナルを意識したものだ。チームに勢いがあれば、広報担当者も絶“口”調になるようだ。