現地時間23日に行われたプレミアリーグの第12節チェルシー対WBA戦で、セスク・ファブレガスが圧倒的な記録を樹立していたようだ。

チェルシー加入以降、ジエゴ・コスタと抜群の相性でアシストを記録し続けているセスク。このWBA戦でも先発出場を果たし、エデン・アザールのゴールをお膳立て。試合は2-0で勝利し、開幕以降の無敗をキープすることに成功したのだが、この試合でセスクが記録したスタッツが凄かった。

『Opta』や『Sky Sports』によれば、この試合でセスクが試みたパス数はなんと153本。これは今シーズンのプレミアリーグでは最多の数であったという。

『Squawka』は、セスクはこの試合で142本のパスを成功させたと伝えている(他のデータと照らし合わせると、140〜143本と多少のバラつきがある)。この数字は、以前バイエルン・ミュンヘンのシャビ・アロンソが記録した175本という記録に迫るものであり、こうした数字がいかに突出しているかについてはJリーグのデータを用いながら比較も行った。

他の統計によれば、パス成功数は94%だったそう。

また、『WhoScored』は、この試合でセスクはファイナルサードでのパスが64本あったと報告しており、これは件のシャビ・アロンソの記録さえを越える今シーズンの5大リーグで最多のものであったという。これは、セスクが出したパスの41.8%に相当する。

ゲームをコントロールする力に加え、一撃必殺のスルーパスを備えるセスク。移籍後わずかでこのような記録を達成してしまうとは、驚きである。

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